●治験例(8) 背部痛による呼吸困難

 

30代女性。職業;会社員/主婦。子供(3歳児)
身長165cm,体重50kg お酒:×,タバコ:×

 
【悩み】
今朝、急に背中(右側)が痛くなった。子供(3歳児)を抱っこしたせい。しばらくすると治ったが、その夜再発。今回(夜)の方がより痛む。
息がしづらい。
 
【視診・問診・検査】
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何をするにも、痛そう。冷静でない。浅い呼吸をするのがやっと。
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お辞儀も、(腰の)のけぞりもどちらも辛い。安静(制痛位)は、右側臥位。
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これまで、こんなことはなかった。旅先での疲労(はしゃぎ過ぎ?)も、原因としてありそう。
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既往歴;手術等も無し。
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趣味・運動;フラダンス。
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熱感;右背部にあり。
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呼吸検査;深呼吸をすると、
吸気時(吸うとき)、痛みが発生。
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経絡(ツボ)検査;右肝経が実(+)。

【方針】
 まずは、『痛み』を押さえる。急性の症状であり、熱感もある。よって、急性炎症の可能性ありと判断。

【施術】
「アイシング」を実施(洋服の上から、タオルを乗せ、氷袋を5分間当てる)。
⇒表情が柔らかくなり、その後「稼働検査」。

肩関節の伸展/内旋時、痛みが発生。
よって、屈曲/外旋位での「カウンターストレイン」を実施。および、大胸筋の「筋エネ」。
⇒仰向けで寝れるようにまで良くなった。
 しかし未だ、呼吸時の痛みが残る。

肋骨を周りから包み込むように両手で押えると、痛みが出ない。
⇒「テーピング(ホワイト)」を実施(
胴囲が呼吸時広がらないように、やや締め付ける)。
⇒ほぼ、痛みが取れる。

【分析】
 当初、「広背筋」「小円筋」など背部の浅層筋群の筋挫傷と思ったが、実際は「肋間筋」の挫傷だったと思われる。これにより、呼吸時の痛みがこの筋肉だったと容易に想定できる。

【指導】
◎ アイシング(冷湿布など)
 (熱感を持っているため、冷やすことでまず、痛みを押さえる。これにより、「安らかな睡眠」を確保する。)
◎ テーピング(ホワイト)
 (呼吸の際広がる肋間を固定することで、痛みの発生を最小限に押さえる。)
◎ 筋トレ(大胸筋)
 (今回痛みの出ている背部。その裏面である胸部の筋肉を通常以上に活用。そうすることで、挫傷を起こしている背部の
「休息」を促す。)

※ 注意:この【施術】法は万人向けではありません。
 ⇒ このように当院では、個々人に合わせて【施術】法を選択しますので、施術前には必ず【問診】【検査】そして、【施術】法の確認(説明・合意)を行います。
   
この内容についてご不明な点は、電話などでお尋ねください。
症状の悪化を未然に防ぐために、医療機関でのレントゲン/血液・尿検査も併用しています。

 

 

イラストは、『グラクソ・スミスクライン株式会社』HPより

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